TOMORROW X TOGETHER(TXT)、新譜でカムバック…「新人ではない2年目らしい姿をお見せしたい」

2020年05月19日

「昨年まではデビューしたばかりの新人グループの枠にいたと思う。今はもう新人グループではない。2年目のグループに相応しい姿をお見せしたい」(スビン)
スビン、ヨンジュン、ボムギュ、テヒョン、ヒュニンカイの5人で構成されたTOMORROW X TOGETHER(以下、TXT)は、昨年最も注目を集めた新人の一組だった。
BTS(防弾少年団)を誕生させたBigHitエンターテインメント出身の新人という背景の他にも、独特なコンセプトと世界観で話題となり、年末年始の各種授賞式で新人賞を総なめにした。
いつの間にかデビュー2年目のグループになったTXTが新しい姿で歌謡界に挑戦状を叩きつけた。
彼らは今月18日午後6時、2ndミニアルバム『THE DREAM CHAPTER:ETERNITY』をリリースし、より成熟した成長描写と音楽的な力量を披露した。
リーダーのスビンは同日オンラインで行われたショーケースで「昨年までTXTはグループの名前を広めることに集中したが、今回のアルバムからはメンバー個人それぞれの魅力をもっとお見せしたいという欲がある」とコメント。
TXTはこれまで"THE DREAM CHAPTER(夢の章)"シリーズを通じて、少年が経験する出会いと冒険談を描きながらファンタジー要素を前面に押し出してきた。
デビュー曲「CROWN」や昨年10月に披露した「9 and Three Quarters (Run Away)」などはタイトルから童話的な雰囲気が漂う。
ニューアルバムのタイトル曲「Can't You See Me?」もタイトルは依然として独特だが、さらに現実的な感情を表現している。
友人たちの関係で経験する"最初の亀裂"を描いているが、テヒョンは「魔法のような瞬間が終わった後に向かい合う寂しい現実を"燃えてしまった夜"にたとえた」と説明。
そのためか、明るく夢幻的なこれまでの作品より音楽的な色彩も暗く強烈だ。
MVでは燃える家を背景にメンバーたちがパフォーマンスを披露。
混乱して暗い現実と向き合い成長していくという展開は、先輩グループのBTSの音楽も連想させる。BTSのように現実的な話法ではないが、メンバーたちの経験からスタートしたという点は似ている。
スビンは「高校生の時、親しい友人たちと違う高校に1人で入学することになり、寂しく孤独な高校生活を送った。パン・シヒョクPDとアルバム準備をしながら会話している途中、自然にその話が出てきたが、パンPDがその感情をそのまま表現してほしいとおっしゃった」と振り返った。
初めての自作曲「Maze in the Mirror」もつらかった練習生時代の自伝的ストーリーを盛り込んだ。
ダンスと歌を練習し鏡をのぞいてみると、時々迷路に閉じ込められたような感じがしたという。その時の心情を楽曲に解き明かし、タイトルも実際に決めた。
共同プロデュースを務めたボムギュが最初に書いた曲に5人のメンバー全員が参加し、歌詞やメロディを作り上げた。
ボムギュは「つらかった時代を乗り越えた後、その時代を盛り込んだ楽曲をメンバーたちとともにアルバムに収録することができるというのが不思議だった」と感想を明かた。
さらにヒュニンカイは「作業をしながら、メンバーに対してもポジティブな刺激をたくさん受けた」と伝えた。
またヨンジュンは「レコーディングをする時や、レコーディングをしてから聞いた時に涙が溜まるほど胸にこみ上げてくるものあった。それだけ愛情があり、心に響く楽曲だ」と紹介。
今回のアルバムは、1990年代のドラマ挿入歌として愛されたフュージョンジャズバンド「Light & Salt」の「Fairy of Shampoo」をリメイクしたことでも話題となった。
韓国的なシティポップとして評価されるオリジナルをTXTのカラーで再解釈しながらラップを加え、ドリーム・ポップジャンルで紐解いた。
ラップの歌詞を書き下ろしたヨンジュンは「両親も知っているほど有名な楽曲なのでプレッシャーになり、どうすれば上手く書き上げることができるのか悩んだ」とし、過去のドラマ映像などを探して内容を調べたりしたと伝えた。
彼らは新人として注目されただけに「責任感も高まった」と今回のアルバムを通じてさらに成長し、発展した姿をお見せすると強調した。
さらにファンのために次回の自作曲も準備している。
「Maze in the Mirror」のようにメンバーたちの物語を盛り込んだ楽曲で、「アルバムではない他の場所で確認することができる」とヨンジュンは教えてくれた。
BTSは依然として心強いサポーターだ。BTSのJ-HOPEは今回のカムバックを控え、「どんな状況でも絶対にめげないで、君たちをすべて見せてほしい」とアドバイスしたという。
ヒュニンカイは「僕たちが昨年あれほど望んでいたデビューを果たしたこともあり、新人賞を受賞したいという目標を話したが、本当にありがたいことに実現した。今は音楽を通じて人々に癒しとパワーを与えたいというのが最も大きな夢だ」と抱負を語った。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事