ユ・アインxパク・シネ主演映画『#生きている』…「低迷した韓国映画界を生き返らせてくれれば」
2020年05月28日

「映画『#生きている(原題:#살아있다)』が低迷した韓国映画界を生き返らせてくれればと思う」
来月公開されるスリラー映画『#生きている』で初タッグを組んだ俳優ユ・アインと女優パク・シネが27日、オンラインで行われた製作報告会で、口を揃えてこのような願いを語った。
『#生きている』は、正体不明の感染により統制不能になった都市でデータやWi-Fi、メール、電話などすべてが遮断されたまま1人マンションに孤立した生存者たちの物語を描いた映画だ。映画のタイトルと家に孤立するという内容が、コロナウイルス感染拡大による社会的距離(ソーシャルディスタンス)などを想起させる。
ユ・アインは「最近は“生きている”ということについて深く考えるようになった」とし「私も映画を通じて“生きている”とは何なのか、他人と生きていくとは何なのかをたくさん考えるようになった」と述べた。
パク・シネも「コロナ禍で私たちの映画が、また違うメッセージを伝えることができるのではないかと思う」とし「映画を見る方に元気と活力をお届けできれば嬉しい」と付け加えた。
ユ・アインとパク・シネは、孤立した生存者“ジュヌ”と“ユビン”を演じた。マンションに一人孤立してしまったと思っていた彼らが、向かい側の棟に自分以外の生存者がいるという事実を知り、共に危機に立ち向かう内容だ。
ユ・アインは、自身が演じた“ジュヌ”について「ゲーマーであり、YouTuberである彼は、大雑把で、可愛くて、平凡な人物。詰めが甘い面があって共感しやすかった。機械をうまく使いこなし、生き残るために様々な道具を試してみようとする人物」と説明した。
パク・シネは「ユビンはとてもマイペースな人物なのでジュヌより孤立した状況にうまく適応していた」とし「ユビンの趣味が登山で、登山グッズを持っていたのだが、これが災害の状況で生存のツールになった」と話した。
彼らは、これまでのゾンビ映画と『#生きている』の違いを強調した。
ユ・アインは「一人、混乱する状況に立ち向かうという内容だ。人物の関係や感情の動きに力を入れた映画」と説明した。
パク・シネも「スリラー映画というと、様々な空間と多くの人物の組み合わせを想像するが、この映画は、孤立した空間で、私一人生き残らなければならないという、そのストーリーが新鮮だった」と話した。
パク・シネは、体にロープを巻き付け、マンションから飛び降りたり、ゾンビをやっつけたりと、様々なアクションシーンもこなした。彼女は「最初はアクションシーンがこんなに多いとは思わなかった」とし「おもしろかったし、今まで演じた役柄とはまた違う活発な人物だった」と笑った。
チョ・イルヒョン監督の長編デビュー作で、アメリカの作家マット・ネイラー(Matt Naylor)の原作シナリオをチョ監督が脚色した映画『#生きている』。チョ監督は、現在アメリカに滞在しており、製作報告会には参加できなかった。彼はビデオメッセージで「家族に会いにアメリカに来たが、コロナウイルスの影響で帰国できなかった」と伝えた。
