『半島』や『犯罪都市』など…前作のヒットによりストーリーを受け継ぐ続編映画作品たち

2020年06月17日

“神と共に”、“朝鮮名探偵”、“家紋の栄光”など...この映画3シリーズの共通点は何かご存じだろうか?
それは“兄に勝る弟はいない”という昔の格言が顔負けするほど、続編までもが成功をつかんだ映画の数々だ。
今月16日、韓国型のゾンビ映画として千万観客を達成した『新感染 ファイナル・エクスプレス(以下、新感染)』の続編『半島(原題:반도)』がベールを脱いだ。
コン・ユとチョン・ユミに続き、今回はカン・ドンウォンとイ・ジョンヒョンが主演を務める。
映画『半島』のオンライン製作報告会と、続編製作として期待を集めている作品の数々を紹介したい。
2016年最高の話題作『新感染』の続編として公開された映画『半島』は、ゾンビの群れが発生してから4年が過ぎた後の物語。廃墟と化した土地に残された生存者たちの死闘を描いた。
16日、ソウル市内で開催されたオンライン製作発表会でヨン・サンホ監督は「撮影現場を探す中で『新感染』が成功したら、こんな廃墟で一度は映画を撮らなくてはと思ったが、考えてみたらそれが『半島』の始まりだった」と明かした。
劇中、カン・ドンウォンやイ・ジョンヒョン、クォン・ヘヒョなどのキャストがいっそう進化したゾンビたちと熾烈な対決を繰り広げる。
前作の『新感染』が話題を集めただけに、キャストたちも期待感を持って撮影に臨んだという。
ミンジョン役を演じたイ・ジョンヒョンは「『半島』のゾンビたちは、『新感染』のゾンビよりずっと動きが速い。それに展開もさらに早くなったと感じ、作品性がさらに強烈になったようで、撮影中はずっと興奮していた」とコメント。
一方、ジョンソク役を演じたカン・ドンウォンは「前作の続編をやるのは若干プレッシャーになるかもしれないし、俳優として意欲がなくなる場合もあるが、シナリオを読んだ時にまったくそんな感じがしなかった。ぜひ参加してみたいと思った」と振り返る。
海外でも『半島』は注目されており、「第73回カンヌ国際映画祭」の公式招待作品に選定されるという吉報も届いている。
それについてカン・ドンウォンは「俳優としてとても光栄に思っている。海外にいる友人たちもどうやって知ったのか連絡をくれて、『おめでとう』と言ってくれた」と述べた。
キム老人役を演じるクォン・ヘヒョは「『お墨付きをもらった』、『あー、これで安心して観客の皆さんと会える』というような気持ちになりホッとした」と笑みを浮かべた。
これでヨン・サンホ監督は長編アニメーション『豚の王(原題:돼지의 왕)』と『新感染』に続いて3回もカンヌからラブコールを受けたことになる。
前作の『新感染』のヒットによりプレッシャーはなかったのだろうか。
ヨン監督は「『新感染』と続いていながらも、ユニークな別の完成度の高い作品として『どうやって作り上げればいいのか』と多くを悩んだ。ヒットに対するプレッシャーを払拭しようとたくさん努力をした」と述べた。
ガラリと変わったストーリーのために汽車の中から都心へとバックグラウンドも移し、劇中はハイレベルなアクション演技を繰り広げたカン・ドンウォンはかなり苦労したという。
彼は「お互いに力を合わせて戦うのではなく、ゾンビはひたすら飛びかかってくる。僕が銃を持っているので、ゾンビから身を守る時も気を付けなければならなくていろいろ大変だった」とコメント。
このように『新感染』の後を継ぎ、さらに華やかな見どころを届ける『半島』が再びヒット神話を刻むことができるのか期待されている。
一方、観客が待っていたもう一つの続編映画がある。
それは2017年に青少年観覧不可の作品ながらも680万人の観客を動員した『犯罪都市』だ。
今年の4月から撮影が始まった続編『犯罪都市2(原題:범죄도시2)』は、前編に出演していたマ・ドンソクが再び痛快なアクション演技を繰り広げる。
15歳以上観覧可を目標に製作中で、来年に公開される予定だという。
さらにキム・ダミやチェ・ウシクなど、韓国映画界の新鋭たちが出演した映画『The Witch/魔女』の続編公開のニュースも伝えられた。
前編では謎の施設から脱出し、記憶を失いながら暮らすある少女の秘密が描かれる。
当初から演出を務めたパク・フンジョン監督は『The Witch/魔女』をシリーズとして企画したというが、続編ではどんな物語が繰り広げられるのだろうか。
2018年に開かれた「第23回釜山国際映画祭」の舞台あいさつに立ったパク監督は「(キム・ダミが演じた)ジャユンが自分のルーツを探していく、そんな物語が出来上がっていくだろう」と述べていた。
現在、続編のシナリオを作成中だというが、前編のヒロインだったキム・ダミが出演するのか、多くの関心が寄せられている。
2019年に開かれた「第40回青龍映画賞」のイベントに参加したキム・ダミは「まだ話が進行中だと聞いている。私もオファーを待っているところだ」と述べていた。
まだ具体的に確定していない状態だが、興味を引く物語なだけに一日でも早い公開が注目されている。
長い時間待ってくれたファンたちに“恩返し”という形で続いていくステキなシリーズ映画の誕生をこれからも期待したい。

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