韓国の10月は結婚シーズン…お笑い界から俳優までスターの忘れられない挙式エピソードの数々
2020年10月06日

日本では“ジューンブライド”と6月に結婚式を挙げるカップルが多いが、韓国では本格的な秋の季節に入る10月初旬頃にゴールイン・シーズンを迎える。
多くの芸能人も縁起が良いこの時期に挙式を行う。
俳優のチョ・ジョンソクと歌手のGUMMY夫婦やヒップホップグループDJ DOCのイ・ハヌル、俳優のチョ・ウジンらもこれまで結婚のニュースを伝えている。
しかしそこはやはり芸能人。どこか変わった節目の日を迎えたようだ。
長い年月が流れても忘れることができない、特別な結婚式を経験したスターのエピソードを紹介しよう。
熱い友情を誇り芸能界を代表する親友同士のスター、お笑いタレントのソ・ギョンソクとイ・ユンソク。
生まれた時と母親が亡くなった時、そして自分が死ぬ時を指して“男は生涯で三度しか泣いてはいけない”という言葉があるが、イ・ユンソクのその三度は少し特別だったという。
まず最初はソ・ギョンソクが軍隊に行った時、二度目は自分の結婚式の日にソ・ギョンソクが祝辞を読んでくれた時。
そして最後の三度目はソ・ギョンソクが結婚した時だという。
ソ・ギョンソクはバラエティ番組「ハッピートゥゲザー3」に出演した際、「本当に戸惑った。僕がその日特別なイベントを準備して、『Theif』という祝歌を誰にも知らせず、その夜に妻のために歌った」と明かした。
続いて「でも期待していたはずの妻はそんなに泣く様子を見せずに、司会を担当したイ・ユンソクが大号泣だった」とエピソードを披露。
その場に居合わせたイ・ユンソク本人から「軍隊も見届け一緒に長い間過ごしてきたが、僕たちは法的な結婚は本当にできないんだろうなと思っていた」と、“禁断の恋”を思わせるドッキリ発言が飛び出した。
それに対しソ・ギョンソクは「なんだよ、鳥肌が立つようなこと言うなって」と顔を真っ赤にして立ち上がる場面があった。
イ・ユンソクの言いたいことはもっと深いところにあった。
「大学生の頃から2人でお笑いタレントになり、世間知らずゆえにただいろんなことがあって両親にも大目玉を食らい、こんなヤツでももう結婚までするのか」と、2人しか知りえない苦労があったことを明かしながら「もう昔に戻れないが『また新しい未来があるのだ』と、たださまざまな思いが交差した」と、心温まるその理由が感動を呼んだ。
お互いを深く思い合うだけに、どんな環境の中でも2人の友情は変わらないことを証明した瞬間だった。
そうかと思えば、女優のイ・ミドはとてもユニークな結婚式の当日を迎えたという。
同じく「ハッピートゥゲザー3」に出演した時にイ・ミドは「披露宴にはたいてい友人同士だけが参加するが、両家の両親が一緒にやってきた」と告白。
さらに「小さなビアホールが会場だったが、義理のお父さんが『金一封だ!今日はおごる!宵越しのお酒は飲むな!』とおっしゃり皆の胸をじんとさせた」と述べ、スタジオの感嘆を誘った。
だが突然自分の母親が立ち上がり「こういう場はご縁あり。ミュージックキュー!」という言葉をきっかけに、いきなりダンスを始めてとても戸惑ったと告白。
イ・ミドは「お願いだからやめて…」と肩をすくめていたが、義父までも立ち上がりパク・ジョンナムの振り付けをマネしながらその輪に突然入ってきたという。
義父が恥ずかしいのではと思いイ・ミドも一緒に踊っていたが、実の母親は招待客のリアクションをあおりながら、披露宴をダンスホールにさせるほどその場を盛り上げていたと話した。
そんな母親の様子をイ・ミドは番組で忠実に再現して見せ、MCのユ・ジェソクやパク・ミョンス、ゲストのチョン・ソミンらを爆笑させた。
きっとこのように人を楽しませる彼女の才能も母親から受け継いだものだったのだろう。
そして女優のキム・ガヨンの結婚式も非常に印象的だったという。
「ハッピートゥゲザー3」ではMCのユ・ジェソクが「たくさん結婚式の司会をしてきたが、忘れられない式の中でキム・ガヨンさんがいる。小さいメモを会場に入る前にくれた」と話を切り出した。
その小さいメモには「何もするな」と書かれていたという。
ユ・ジェソクは続けて「義理のお父さんにマイクを長い間向けないように、母が泣くので父の話はしない、という細かい内容が書かれた紙をくれた」と核心に触れると、当時を思い出したようにキム・ガヨンは声を出して笑い始めた。
そんな計算されたキム・ガヨンの結婚式は、台本で作られたような徹底ぶりで、MCのチョ・セホも「そういえば指定席があったのを覚えている」というほどだった。
これは、国民的MCのユ・ジェソクが司会をすると知った知人や8親等にいたる親戚まで結婚式に行きたいと電話がかかってきたためだという。
会場の入り口で警備をしている担当者には「芸能人であっても招待状がなければ入れないで」と注意を促すほどガードを固めていたと話した。
そのおかげで友人でタレントのチ・ソクジンは式に参加することができなかった。
前もってキム・ガヨンにスケジュールがあるため、その日は出席できないと言っていたチ・ソクジン。しかし当日突然サングラス姿でカッコよく登場したが席がなかったという。
キム・ガヨンは「『どうして僕の席がないんだ』と言われたが、『だって来ないと言ったでしょ』と言い返した」とあっけらかんと語る姿を見せ笑いを誘った。
親しい仲にも例外なく、計画通りに結婚式を進めたキム・ガヨン。
きっと特別で大切な日を無事に過ごしたかったがゆえの気持ちだったのだろう。
生涯最高の日であるだけに、誰でも特別に過ごしたい結婚式。
大切な人と一生を約束するということだけでも十分にステキな日であると改めて感じさせるエピソードの数々だった。
