パク・ハソン、主演映画『告白』で4年ぶりにスクリーン復帰「児童虐待問題に少しでも変化を与えられたら」

2021年02月16日

女優のパク・ハソンが児童虐待の加害者に怒りを覚える社会福祉士の役柄で4年ぶりにスクリーン復帰する。
パク・ハソンが出演した映画『告白(原題:고백)』は、両親から虐待される子どもを守ろうとする社会福祉士の物語に、加害者である両親が変死体で発見されるミステリーを繋ぎ合わせた作品。パク・ハソンは社会福祉士のオスン役を演じた。
最近、ソウル鍾路区(チョンノグ)三清洞(サムチョンドン)のカフェで会ったパク・ハソンは、「5歳の娘を持つ母親として、映画が格別にアプローチしてきた」と述べた。
結婚や出産、育児を経験した後、数々のドラマで経験を基にした役柄を消化しているが、児童虐待を扱った『告白』は、母親として、俳優として難しく胸が痛んだ作品だと伝えた。
彼女は「いざ子どもを産んだら、(児童虐待に関するニュースの)ヘッドラインが目に入ってきて、クリックもできない。子どもを殴ることは一ミリも想像できない。本当に子どもは殴るところもないのに…」と述べた。
パク・ハソンは劇中のオスンを「ユニコーンのような人物」だと解釈。
彼女は「オスンのような人が必要だというよりは、とてももどかしい現実を解決してほしいキャラクターだと思った。殺したい加害者がいるが、それを懲らしめてくれる映画のようなポイントを抱いている人物」だと説明した。
ただ映画を撮りながら、児童虐待や殺人などの素材が刺激的にならないように伝達しようと神経を尖らせたという。
劇中、子どもが墨汁を被る場面をめぐり、ソ・ウンヨン監督とキャストが膝を交え、この場面を直接描写せずに観客に見せる放送を悩んだと述べた。
パク・ハソンは現実が一度に変わらなくても、映画が少しずつ問題を解決できるきっかけになればという希望も表した。
彼女は「映画を撮影しながら子どもが泣いたり、床をどんどんと鳴る音、叫び、こんなシグナルを無視せず、もっと関心を持たなければならないということを感じた。映画で社会問題がイシュー化され、少しでも社会が変わることに役に立つことができたら幸いだ」と述べた。
『告白』はパク・ハソンに俳優としても意味深い作品。
出産や育児を経験し休んでいた演技に復帰する初めての作品だ。彼女は「演技に対してのどが乾いた時に降った慈雨のような作品」だと述べた。
そしてパク・ハソンはメロ(恋愛もの)からアクションまでやってみたいジャンルがまだ多いとし、役者としての情熱と欲も示した。
やってみたい役柄を尋ねると、「私は本当にあくどい演技もできるし、クライミングもやるので落ちるアクション演技も怖くない。年齢的にもっと遅くなる前にメロやロマンチックなコメディもやりたい。時代劇もまたやりたい」と、心に留めておいた役柄をすらすらと挙げた。
彼女は「出産や育児という大きな仕事を経験してから感情が豊かになった。元々あまり泣けなかった俳優だったが、もうささいなことで涙が出る。一時は空っぽのような感じだったが、出産や育児のような経験が俳優として栄養になったと思う」とコメント。
パク・ハソンは大衆にはっきりとしたイメージがない俳優になりたいと役者としての目標も掲げた。
シットコムでのコメディ演技で強い印象を残したが、代表的なイメージが自分を定めずに変身を続けているというのだ。
彼女は「パク・ハソンといえば思い浮かぶものがない俳優になりたい。すべてができる俳優、できないというイメージを覆すのは俳優の役割だと思う」と述べた。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事