チョンハ、「パンデミックに支配された私たち。3分だけでも楽しんで」
2021年02月16日

「パンデミックにより鉄格子の窓のない監獄で過ごす感じで、憂鬱な時間を送っていると思う。私の音楽を聞く3分だけでも、昔の良い思い出を思い浮かべながら退屈さを忘れてくださったら幸いだ」
女性シンガーのチョンハが新型コロナウイルス感染症により一度リリースを延期した1stアルバム『Querencia』を引っさげ今月15日にカムバック。
元気な姿で復帰した彼女は同日、オンラインショーケースで「2週間の隔離期間、感謝することがたくさん思い浮かんだ」と述べた。
「周りに感謝することがとても多くあったが、それを見過ごしていた。これを悟っただけでも今回のアルバムは成功だと思う。みんなが元気に活動を締めくくってほしい。それが思ったより難しいことだが」と付け加えた。
チョンハは昨年4月に楽曲「Stay Tonight」の先行公開を皮切りに、アルバムのプロジェクトに突入。その後、「PLAY」と「X」などを相次ぎリリースした。
約10か月間の準備の末にリリースした『Querencia』には、先行公開楽曲を含む計21トラックがぎっしり埋まっている。
「NOBLE」、「SAVAGE」、「UNKNOWN」、「PLEASURES」の4つのキャプチャーに分類し、楽曲を分けて収録。
今回の新譜はタイトル通りチョンハの“安息の地”のようなアルバム。彼女は「準備をしながら、“安心する”という気持ちを完全に感じることができた」と述べた。
そして「コロナでステージやファンに会うことができる場が少なくなってしまった。そんな中で一曲一曲リリースしながらファンを楽しませることができてうれしかった。『Querencia』は2020年の私にとって安息の地だっただけに、一人でもこのアルバムがそうなってくれたら幸いだ」と明かした。
タイトル曲はR&Bのポップ・トラップジャンル「Bicycle」。
ペダルを踏む前に進む瞬間のときめきと、あふれんばかりのエネルギーが感じられる。
作詞に参加したチョンハは「新しい窓を開くことを恐れずに、自分の行く道を進むというストレートな歌詞が特徴だ。『Gotta Go』よりもっと力強くなった」と紹介。
トップクラスの女性ソロパフォーマーを取り上げるたびに欠かせないチョンハらしく、今回の楽曲もパフォーマンスを見る醍醐味が充実している。
チョンハが「本当に久しぶりに練習をしていて、喉から血の味が上ってくるのを感じた」と述べるほどに振り付けが激しい。
彼女は「今回の活動を通じて、『チョンハが元気だ』ということをお見せしたかった(笑)。これまではきれいでウェーブが多い動きを披露していたとしたら、『Bicycle』はクールな感じが強く新しい試みも多い」と明かした。
今回の楽曲の他に、女性シンガーのペク・イェリンとプロデューサーのCloudが作った「All Night Long」やシンガーソングライターのColdeがフィーチャリングした「Lemon」、プエルトリコ出身のラッパーGuaynaaが参加した「Demente」などを収録。
ラテンポップ系の「Masquerade」、カリスマあふれるボーカルが際立つ「Flying on Faith」、歌手兼プロデューサーのSUMINが作詞した「Bother Me」なども収録された。
チョンハは収録曲の中でファンのために作った楽曲「BYULHARANG」をおすすめトラックに挙げた。チョンハが作詞・作曲の作業に参加し、真心を添えた。
彼女がこの楽曲を書きながら「涙がポロリとこぼれたりもした」と笑みを浮かべた。
そして「オーディション番組に出演する前、憂うつだった私の姿からI.O.Iとしてデビューし、“ByulHarang(ビョルハラン、彼女のファンダム名)”に出会い、今の姿までを描いてみた。ByulHarangのことだけを思うと今も胸が熱くなる」と述べた。
彼女は最近、同僚女性歌手とバラエティ番組にも出演し、何度も涙を見せる姿を見せた。幼い時代に練習生生活を始め、歌手としてデビューしながら経験した苦労を率直に打ち明け、視聴者の共感を呼んだ。
チョンハは同日のショーケースでも、自身をはじめとした女性歌手にアドバイスを伝えた。
「私があえてどんな言葉をかけていいのか分からないが、自分をいじめるまではしないでほしい。ひとつのことだけを見て走ると、近くで見逃すことが多い。ゆっくり進んでも大丈夫」
