シティ・ポップで人気の日本出身YUKIKA、新譜『Timeabout,』でカムバック
2021年04月09日

夢を追って海を渡った日本出身のK-POP歌手YUKIKA(寺本來可)。今はれっきとした“ソウルレディ”として生きる彼女は、自伝的ストーリーを軽快なシティ・ポップに表現し好評を博している。
最近、新しい所属事務所に移籍したYUKIKAが7日、ニューミニアルバム『Timeabout,』を披露した。昨年リリースしたフルアルバム『Soul Lady』以来、8か月ぶりの新譜となる。
YUKIKAは同日、インタビューを通じて「ときめきと不安が半々の新しいスタートをたくさん応援してほしい」と感想を伝えた。
彼女は「今回もシティ・ポップをモチーフにした楽曲がたくさん盛り込まれているが、シティ・ポップ以外にもまだ披露したことがない新しい姿をお見せしたくて、より広い様々なジャンルの音楽を収録することになった」と説明した。
彼女は『Timeabout,』を皮切りに、時間に対する物語を扱った“Time”3部作を披露する。さまざまな時間帯の中でYUKIKAのストーリーを盛り込んだという説明だ。
YUKIKAは「たくさんの方が私を愛してくださるようになった理由は、私がシティ・ポップという特別なジャンルを歌う歌手だからだと思う。だけどシティ・ポップだけではなく、もう少し多様化したジャンルの音楽に挑戦したかった。“レトロ”というキーワードに限定されず、さまざまな時間帯の私に出会う物語を通じて、過去に戻ることもできるし、未来に行くこともできる」と明かした。
タイトル曲「Insomnia」はシティ・ポップをモチーフにしたディスコ風トラックだ。YUKIKAのソロデビュー曲「NEON」を手掛けたイム・スホ、Woong Kim、N!koなどの作曲家と再び意気投合した。
YUKIKAは「霧の中や夜明けを歩く感覚で聞いてほしい」とし、「さまざまなパフォーマンスやストーリーをお見せするのも良さそうなので、タイトル曲として聞いていただくことになった」と述べた。
ユビン(元Wonder Girls)の「LADY」などを制作したDr.JO、パク・ムンチ、CHEEZEのダルチョン、Muzieなどメジャーやインディーズを問わず、感覚的な音楽を作り出しているミュージシャンたちが参加した。
YUKIKAは「ダルチョン先輩やパク・ムンチさん、そしてMuzie先輩は、以前から私が個人的に本当に尊敬している好きなミュージシャンの方々」とし、「特にDr.JOさんはK-POP市場で代表的なシティ・ポップナンバー『LADY』を作曲された方なので、いつかぜひ一度私の曲を作ってほしいと思っていた」と紹介した。
哀愁やレトロな情緒、都会的な洗練美が共存するシティ・ポップは最近歌謡界の人気ジャンルだ。特にYUKIKAの清らかなボーカル、実際のアイデンティティと交差するストーリーテリングが際立つ1stアルバム『Soul Lady』と同名のタイトル曲は高い完成度で、韓国大衆音楽賞の最優秀ポップアルバムおよび楽曲の候補に上ったりもした。
彼女は『Soul Lady』の好評について「参加してくださった作曲家の方々に本当に感謝している」とし、「シティ・ポップというジャンルが、世界的に関心が高まっていることを改めて感じた。新人にも関わらず、候補に挙げてもらい、私の音楽に関心を持ってくださった方々がたくさんいらっしゃったことに感動した」と述べた。
さらに「シティ・ポップの魅力は、いつ聞いてもしっくりくるし、ずっと聞いても飽きないことだと思う。シティ・ポップと呼ばれる音楽は、今の世代の人々にはとても新鮮だし、当時の世代の人々には昔の記憶と思い出そのものなので、多くの方が関心を持ってくださるのではないだろうか」と明かす。
YUKIKAは静岡県で生まれ、大学時代まで東京で暮らした。
声優、役者、モデルなどで活躍していたが、2017年に韓国のオーディション番組に出演し現地で有名になった。初めて韓国に渡ったきっかけはドラマのオーディションのためだという。最近は機転の利いた話術でウェブバラエティでも活躍した。
次の目標に“音源チャートへのランクイン”を挙げた彼女は、「YUKIKAならではのスタイルがある歌手になりたい」と述べた。そして力強い一言を付け加えた。
「最終的な夢を決めたらそこで満足してしまうと思うので、“最終的な夢”というのはないが、誰もが知っている歌が生まれたら嬉しい」
