週末ドラマ「紳士とお嬢さん」主演のイ・セヒ、「主人公を担うとは想像もしていなかった」

2022年04月06日

「食堂に行けば(人気を)実感する。おばさんたちが、おかずをたくさんくださって、何でも世話を焼いてくださろうとする。とってもうれしい。今でも夢を見ている気分(笑)」
遅咲きの新人から500倍の競争率を勝ち抜き、一夜にして週末ドラマ「紳士とお嬢さん(原題)」の主人公になった女優イ・セヒが変化した人気を体感していると明かした。
最近、ソウル・広津(クァンジン)区にある所属事務所Familyエンターテインメントのオフィスで会った彼女は、「KBSの週末ドラマの主人公に私を使ってくださるとは想像すらしたことがなかった」とし、最初は主人公のパク・ダンダンではなくダンダンのいとこのカン・ミリム(キム・イギョン)の役でオーディションを受けたと振り返った。
彼女は「2次オーディションから主人公の台本をくださったので、『誰も私を知らないのにどうして?』と思った。だから『やりたいことを全部やって行こう』という気持ちで気楽にオーディションを受けた。オーディションの合格の知らせを聞いてからは10秒間思考が停止した。とても夢みたいなこと。撮影現場に行って初めて実感が湧いた(笑)」と明かした。
「紳士とお嬢さん」で明るく堂々とした性格の住み込みの家庭教師パク・ダンダンを演じたイ・セヒは、初の主演作であるにも関わらず、自身だけのカラーで“21世紀スタイルのキャンディ(アニメの「キャンディキャンディ」の主人公)”を演じ切り視聴者から愛され、昨年の「KBS演技大賞」で新人賞も受賞した。
彼女はパク・ダンダンが実際の自分と似た点が多いと説明した。
イ・セヒは「私も両親の支援なしに今までアルバイトをしながらやってきた。オーディションの時、ダンダンのような凛々しい姿をアピールしようと努力したのだが、それがキャスティングされた秘訣のような気もする」とも述べた。
ただ実際にイ・ヨングク(チ・ヒョヌ)を愛せるかという質問には、「ダンダンのようにしっかりしていないので、子どもたちがいるということが少し問題になりそうだ。難しそう」と率直に答えた。
そして「スパンの長い作品も初めてだったが、涙を流す場面が多くて感情的に大変だったりもした」とし、「しかし、そのぶん相手の俳優さんたちと深く感情を通わせる方法を学ぶことができた。『紳士とお嬢さん』は私の人生のターニングポイント」だと明かした。
また、52部作という相対的に長い作品で、初めて主演を務めプレッシャーが大きかったが、先輩俳優の教えと配慮で無事に終えることができたと功を譲った。
さらに「チ・ヒョヌ先輩は“ロマンティックコメディの職人”でいらっしゃるので、最初からうまく合わせてくださった。私が難しいと感じていることを先に気付いて引っ張ってくださったので、息がぴったり合った。パク・ハナさんやイ・イルファ、オ・ヒョンギョン、イ・ジュンウォン先輩まで、皆さんが良いアドバイスをたくさんしてくださって、本当に感謝している」と伝えた。
幼い頃から演技をしたいと漠然とした考えを抱いていたが、豊かではない家庭環境のため歯科衛生の学校に進学したイ・セヒは、20代中盤に再び俳優を夢見て上京したと述べた。
自分が演じながら抱いた感情を視聴者も同じように感じる時が一番刺激的だという彼女は、経験を引き続き増やしていきたいという抱負を明かした。
彼女は「私がもともと計画も目標も大きく立てないタイプ。実は今年はテレビに出られたらいいな、その次には名前のある役を演じたい、また次は目に留まる役を演じたい、と考えながら順序立ててやってきたのだが、突然週末ドラマの主人公になった。本当に運が良かった。ただ『俳優の仕事をずっとやりたい』という思いだけ。でも時代劇には必ず挑戦してみたい(笑)」と新たな夢を語った。

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