“音源強者”歌手イ・ムジン、初のミニアルバム『Room Vol.1』発売…「人間味のあるアーティストとして残りたい」
2022年06月24日

昨年「Traffic light」で歌謡界を席巻したシンガーソングライターのイ・ムジンがデビュー4年目にして初のミニアルバム『Room Vol.1』をリリースした。
イ・ムジンは23日午後、ソウルの江南 (カンナム)で開いた新譜発売記念ショーケースで「僕の人生の目標は人間味のあるアーティストとして残ること」だとし、「なかなか良い音楽を残し、話に共感できる歌手兼作曲家として残りたい」と述べた。
2018年に楽曲「Walk」でデビューしたイ・ムジンは昨年音楽バラエティ番組で個性的な歌声で最終3位を獲得し、スターダムにのし上がった。
その後、昨年5月にリリースした「Traffic light」は彼だけの絶妙な緩急調節と耳に残るメロディーに支えられ、音源チャートの首位を総なめにした。イ・ムジンは同年末には主要音楽授賞式の新人賞を席巻した。
彼は「『Traffic light』があまりにも良い成績を収めたために、次のアルバムに対する成績へのプレッシャーが大きいと多くの方が予測してくださったが、あまり成績に関心を持ちたくない」とし、「成績が高くても低くても、それに気を遣うことを歌謡界に来て以来、理解できない」と所信を明らかにした。
今回のアルバムにはタイトル曲「Reference」をはじめに、アコースティックジャズのサウンドの「Astronaut」、ミュージシャンを夢見た時間を振り返った「Room No.8」、憎しみをテーマにした「To. Greedy」、大切な大学の思い出との別れを告げる「Orpheus」まで計5曲が収録された。
イ・ムジンはすべての楽曲を直々に単独で作詞・作曲し、シンガーソングライターとしての姿を誇った。
タイトル曲「Reference」は自分に向けた多くの鑑賞を“参考事項”として聞き流すという堂々とした姿勢を表現した楽曲。アコースティックサウンドで具現した中毒的なメロディーが目立つ。
イ・ムジンは「僕が音源の成績に負担を持っていたとすれば、『Reference』をタイトル曲に出せなかっただろう」とし、「リスナーの方の半分ほどは楽曲に共感するだろうが、残りの半分ほどは僕が反抗すると感じることもできるためだ。ヒットを目標にしていたら、両方とも好きな歌を書いたはずだ」と指摘した。
彼は「Reference」で自分への数多くの干渉に対して「皆さんのお言葉はただそんな参考事項に過ぎません」と堂々と叫ぶ。実際にミュージシャンの道を歩む過程で多くの“アドバイス”あるいは“おせっかい”を聞いたという。
イ・ムジンは「アドバイスやおせっかいを区分する基準は“話す人がどれだけ専門性を持っているのか”のようだ」とし、「僕は (おせっかいとは関係なく)僕の思い通りにやる」と滑稽に述べた。
今回のアルバムは音楽バラエティ番組に出演前に住んでいた一人暮らしの部屋をモチーフに作られた。彼にとって一人暮らしをする部屋はどんな空間だったのか気になった。
イ・ムジンは「学校前のシングルルームは僕が番組にデビューをする以前の最後の段階だった」とし、「最も自由だったし、偽らない姿の時代だった。成長のための最後の足場のような場所だった」と説明した。
それとともに「その町に再び足を運ぶのは物理的に不可能ではないが、その時の僕がいないという点がほろ苦くもあった」とし、「大学生活をしたシングルルームを離れ、二度とはない自分の平凡な人生との別れを (楽曲に)盛り込んでみようと努力した」と付け加えた。
イ・ムジンは「Traffic light」でも今回の「Reference」でも、無心に流れやすい物や感情を歌詞に解き明かす卓越した感覚を誇った。創作の秘訣を尋ねると、“日記”という返事が返ってきた。
彼は「僕の歌詞のスタイルに最も大きな影響を与えたのは6年間書いている日記」だとし、「歌詞も日記のように書こうと思う。最近の流行は抽象的で美しい詩的な歌詞だが、僕はそこから最大限抜け出そうと努力している」と説明した。
それとともに「誌的で美しい歌詞を書いたとしても、できるだけ日記のように、日常にフレンドリーに変えようと努力する」と付け加えた。
さらに「特に芸術・体育系列で音楽、その中でもボーカル専攻の人たちがおせっかいをよくする。そうやって歌ったらだめだと、そういう歌を歌ったらだめだという話を本当にたくさん聞いた (笑)」とも明かした。
