ソル・ギョング主演の映画『幽霊』、来月公開へ…「既存とは違う色感」
2022年12月20日

“信頼して見る俳優”ソル・ギョングとNetflixシリーズ「イカゲーム」などで安定の演技力を披露したパク・ヘスが、スパイアクションものでタッグを組む。
来月公開される映画『幽霊(原題:유령)』は、1933年の韓国で抗日組織が仕込んだスパイ“幽霊”の容疑で人里離れたホテルに閉じ込められた容疑者たちが生き残るために繰り広げる死闘と、本物の“幽霊”の緻密な作戦を描いた作品だ。
ソル・ギョングは、朝鮮総督府通信課監督官の“ジュンジ”を、パク・ヘスは幽霊を捕まえるために罠を仕掛ける新任総督警護隊長“カイト”を演じた。
ソル・ギョングは19日、CGV龍山(ヨンサン)I'PARK mallで開かれた制作報告会で、「(ジュンジは)1933年の京城総督府で働く人物。幽霊の容疑がかけられた者たちを崖の上のホテルに監禁する様子を描いた」とし、「疑われた者たちは脱出したく、本物の幽霊は任務を果たさなければならないスパイ劇」だと紹介した。
そして、「ジャンルものという点でとても惹かれた」と述べた。
“ジュンジ”と対立するカイト役のパク・ヘスも、「全てのキャラクターの多層的な心理がステキだった」としながら、「実際に存在しそうなキャラクターで、とても魅力的だった」と説明した。
パク・ヘスは映画の中のセリフが全て日本語なので、本格的な撮影に入る前の2週間、一日5、6時間ずつ日本語の勉強をしたという。
今回の作品を演出したイ・ヘヨン監督は、「日本語の分量や言語の重圧感のため、オファーするのも気が引けたが、(パク・ヘスは)本人のセリフだけでなく、シナリオ全体の日本語を全て暗記してきた」とし「作品の守護天使だった」と称賛した。
映画は、幽霊の実態を追う“スパイ推理劇”から始まり、次第に人物間の葛藤が過熱する“スパイアクション劇”へと向かっていく。
そのぶんM、作品の多くの部分が精巧なアクションシーンで満たされた。
劇中、朝鮮最高の財力家の娘であり、総督部で働く“チャギョン”役を務めた女優イ・ハニは、「(激しいアクション演技の準備で)死ぬかと思った」と笑い、「銃器のアクションをこなすため実弾射撃場に行って、練習した。最善を尽くした」と振り返った。
映画『パラサイト 半地下の家族』の“ギジョン”役を演じた女優パク・ソダムが、総督部政務総監秘書の“ユリコ”として出演し、強烈なキャラクターを披露する。昨年末、甲状腺がんの手術を受けたパク・ソダムは、この映画が復帰後、初の作品となる。
パク・ソダムは「昨年の今日、この時間は声も出ず、身動きもとれなかった。手術して横になっていたが、昨年と今年の年末は違う」とし、「元気な姿でごあいさつできてうれしい」と述べた。
映画『毒戦 BELIEVER』で好評を博したイ・ヘヨン監督は、『幽霊』のシナリオを、イ・ハニを念頭に書き下ろしたとし、幽霊のキャスティングの頂点であり“ゴール地点”はソル・ギョングだったと明かした。
また「『毒戦 BELIEVER』はスタイリッシュさを標榜した作品とするなら、『幽霊』はしっかりしたキャラクターの映画を作ろうとした。映画を通してキャラクターの感情をしっかりと感じ、映画がステキだと思えるなら、“ミザンセーヌ”(演出)の任務を全うできたのではないかと思う」と語った。
