映画『ソウルの春』主演のファン・ジョンミン、「スキンヘッドの扮装?これ以上のこともできる」
2023年11月13日

「ビジュアルによる負担?こんなにステキな作品に参加できただけでもありがたい。このような作品ならこれ以上のこともできる」
キム・ソンス監督の新しい映画『ソウルの春(原題:서울의 봄)』の主演俳優ファン・ジョンミンは最近、江南(カンナム)区のMEGABOX COEXで開かれた試写会後の記者懇談会で、破格的な紛争について問われるとこのように答えた。
22日に韓国で公開されるこの映画は、新軍部勢力の反乱を防ごうとする一触即発の9時間を描く。12・12軍事反乱(粛軍クーデター)を全面に扱った初の映画だ。
ファン・ジョンミンは、クーデターを率いる保安司令官であり、ハナ会首長の“チョン・ドゥグァン”を演じた。彼は、チョン・ドゥグァン(全斗煥)元大統領がモチーフとなったこの人物を演じるため、スキンヘッドの扮装をし、鼻も丸くさせた。紛争だけで4時間がかかったという。
実存の人物を、どのように自身だけの色彩で演じたのかという質問には、「シナリオにすべての正解が出ていた」とし、「徹底的に分析してチョン・ドゥグァンという人物を作り出した」と述べた。
映画の中のキャラクターは、すべて実存の人物が基となっているが、キム監督が脚色を通じて性格や行動、言葉遣いなどを全般的に再創造した。ストーリーもまた実在の歴史を基に、想像を加味した。
チョン・ウソンは、クァク・ドゥグァンに対抗して国を守ろうとする首都警備司令官“イ・テシン”役を演じた。チャン・テワン首都警備司令官を基に作られたキャラクターだ。
しかしチョン・ウソンは、わざとこれ以上の実際の人物を考えないようにしたとし、「監督にも、イ・テシンは映画で最も多く加工された人物だと言われた」と伝えた。
それと共に「この映画が実際の事件をモチーフにしたということは、否定できない」とし、「しかし映画は映画なりの再解釈があるため、実際の事件に対する負担を払いのけて演じた」と強調した。
ファン・ジョンミンとチョン・ウソンは作品の序盤部と後半部を除けば対面することがほとんどない。電話でコミュニケーションをとるか、第三者を経て意志を伝える。しかし彼らの姿が交互にスクリーンに映し出され、火花散る演技対決を見ることができる。
チョン・ウソンは「チョン・ドゥグァンの仲間たちは感情の爆走を見せるが、イ・テシンは抑制しなければならない人物だ」としながら、「(ファン・ジョンミンの)熱い熱気を我慢して一歩下がってじっくり考え、(セリフを)口で吐き出すという抑制の連続だった」と撮影当時を振り返った。
ファン・ジョンミンはチョン・ドゥグァンが勝利に陶酔したある場面に触れ、「狡猾だという言葉では、すべて表現できない。すべての数多くの感情を凝縮された、どん欲の終わりを見せるという考えで演じた」と述べた。
