「イカゲーム2」、まもなく公開
2024年12月23日

「ムクゲの花が咲きました」(だるまさんがころんだ)
無邪気な女の子の声で始まるこの遊びに死や血、サバイバルという残酷なイメージを重ねた「イカゲーム」が3年ぶりに帰ってくる。
今年の放送コンテンツの最高期待作に挙げられる「イカゲーム シーズン2」(以下、「イカゲーム2」)が、26日に公開される。
「イカゲーム」は、お金が欲しい人々を集め、密閉された空間で、いろいろなゲームを行い、脱落者には死を、ただ一人の勝者には456億ウォンという巨額を与えるゲームを素材にしたシリーズドラマだ。
シーズン1に続いてシーズン2でも、このサバイバルゲームのシステムは同じように維持されるが、いろいろな面で新しい話が登場する見通しだ。
まず登場人物が大勢変わった。
シーズン1に続いてシーズン2にも登場する人物は、ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)とフロントマン(イ・ビョンホン)、ファン・ジュンホ(ウィ・ハジュン)、チョンベ(イ・ソファン)、ヤン・ボクナム(コン・ユ)ほどだ。
それもそのはず、シーズン1の中のサバイバルゲームでギフンが生き返る間、残りの参加者は全員死亡したためだ。
代わりに、今度はさらに多様な事情を備えたさまざまな年齢層の参加者を追加した。
コイン(暗号通貨)の投資YouTuberだったが、詐欺に関わった青年と彼の元カノ、賭博の借金を返済しようと一攫千金を狙う息子と、そんな息子を探しに来た母親、性転換の手術費が足りない特殊戦司令部出身のトランスジェンダー、北朝鮮に置いてきた娘を取り戻そうとする脱北民、血液がんにかかった娘の病院費を稼ごうとする父親、神気が落ちた巫女、引退したラッパーなどがゲームに参加する。
彼らを紹介するシーズン2のキャラクター映像だけで、10分を超える。
動いた人を銃殺する「ムクゲの花が咲きました」ゲームは同じだが、新しいゲームも追加され、四半期ごとにゲームを中断していくかを尋ねる賛否投票も入れた。
反面、尺は短くなった。シーズン1は9部作だったが、シーズン2は7部作に圧縮された。
盛り込まれた話は多いが、時間は短くなったということは、それだけスピード感がついたという意味でもある。
主題意識もより鮮明になった。人間性を信じるギフンと、これを不信するフロントマンが対立し、相手の信念を破るために対決する。
予告映像の中のギフンは、「私はこのゲームを止めようとしている」、「このゲームを作るヤツらと戦わなければならない」、「今度はみんな一緒に出ようと」というセリフで、目標地点を明確に示す。
シーズン1とあまりにも似ているわけでもないが、なじみが薄くならないように音楽と美術の面で気を使ったと制作陣は説明した。
ファン・ドンヒョク監督は、最近開かれた制作発表会で、「見慣れた空間を飽きないように変形させ、音楽も『イカゲーム』のシグネチャー(象徴)曲を編曲して、新しい感じを受けられるようにした」と述べた。
「イカゲーム2」は、すでに評壇の好評を得ている。
来年1月5日に開かれる「ゴールデングローブ賞」の最優秀テレビドラマ賞の候補にも指名された。まだ放映されていない作品が、授賞式にノミネートされるのは異例的なことだ。
ゴールデングローブの審査談など、一部の評論家たちだけに制限的に映像が公開され、評論家たちはSNSに短く好評価を出した。
アシュリー・ハーストは、「『イカゲーム2』は、Netflixで最も人気のあるテレビショーのまぶしい帰還だ」とし、「びっくりするほどアクションシーケンスが多く、待つ価値がある」と評し、アユーシ・シャルマは、「緊張感を高めながら、人間心理に深く入り込む傑作だ」と述べた。
業界でも、「イカゲーム2」を期待する声がある。
K-コンテンツのブームをもたらした象徴的な作品でもあるからだ。
ある放送局の関係者は、「『イカゲーム2』がうまくいってこそ、K-ドラマ全般に対する期待感が高まり、業界自体が大きくなるだろう」とした。
「イカゲーム2」がもし大ヒットしたとしても、他のプラットフォームや他のコンテンツの視聴時間に大きな打撃を与えることはないという期待もうかがえる。
あるオンライン動画サービス(OTT)の関係者は、「OTTは、“All or Nothing”(二者択一)の競争にならざるをえない過去のコンテンツ競争とは異なる」とし、「『イカゲーム2』を期待する視聴者なら、1日にまとめて7話を全て視聴し、その後にまた新しいコンテンツや他のOTTを見る可能性がある」と述べた。
